立教生らがレゴジャパン株式会社に課題解決案を提案

グローバル・リーダーシップ・プログラム

2023/02/17

リーダーシップ教育

OVERVIEW

立教大学とレゴジャパン株式会社(以下レゴジャパン社)は、立教大学の全学共通科目で開講されるグローバル・リーダーシップ・プログラム(立教GLP)の科目のひとつ「GL101」において連携しています。7月2日(土)に行われた本選で、受講生がチームごとに作成した課題解決案を発表し、クライアント賞・教員賞・学生賞が決定しました。

本選の様子

今回レゴジャパン社からGL101受講生に与えられたテーマは「レゴ®ブロックで遊んでいない子どもたちがその楽しさに気づき、保護者も喜んで購入したくなる、新提案を考えよ。」。

学部学科を問わず集まった大学生と高校生で構成される343名の受講生は66グループに分かれ、ターゲットの設定・現状分析を行い、課題解決案を作成。予選を勝ち抜いた6チームが本選でのプレゼンテーションに参加し、当日出席したレゴジャパン社のメンバーからも高い評価を得ました。
受賞チームと提案テーマ
  • クライアント大賞(最高賞)・学生賞・教員賞 SAMTY「レインボー・デザイン・レゴカー-気軽に飛び込める入り口を-」
  • クライアント賞(Brave賞)PALT「君の“きげん”を逃さない-夏休みの自由研究を家族で楽しもう-」
  • クライアント賞(Curious賞)EFA「あっ!夢のパーツ、みいつけた!」
  • クライアント賞(Focus賞)MØBELOUS「ジャングルからワンダーランド」


参考:立教GLPについて
世界のどこでも、誰とでも、自分らしくグローバルに活躍するために、英語と同等に重要なリーダーシップをスキルとして身につける立教独自のリーダーシップ開発プログラム。大学生が中心となって進行する学生による学生のための授業です。さまざまな学部・学年の学生や海外からの留学生が参加し、企業や団体の提示するプロジェクト課題に少人数のグループワーク形式で取り組む科目や、自身のリーダーシップをより発揮するための理論と実践を修得する科目が用意されています。日本語と英語、それぞれのコースがあり、目的に合わせて成長をしていくことができます。合計8科目あり、今回のGL101は日本語で開講される入門的な科目です。

GL101コースリーダーの声——特任准教授 内藤博之

「学生の好奇心が、子ども達の好奇心を解き放つ」一人ひとりのリーダーシップの源泉ともなる、一人ひとり異なるクリエイティビティ。343人の大学生と高校生が手を取り、子どもが楽しい!と心から感じ、その保護者の方も応援したくなる提案をクリエイティブに紡いできました。独自に店舗に行ったり、インタビューをしたり、そこから、それぞれの視点で、発想を新たな提案に変え、創意工夫をしたプレゼンテーションで伝える姿は、感動的でした。全66チームの提案をレゴジャパンに届けました。一人ひとりが自ら考え、新たな価値を生むことができるリーダーシップ開発機会を、これからも学生・教員・大学と一体となって創り続けます。

優勝チームの本社訪問

GL101の本選で、クライアント賞、学生賞、教員賞を受賞したチームSAMTYが、12月にレゴジャパン株式会社の本社を訪問しました。今回の訪問では、受賞チームが自分たちの提案を社員の皆様に向けて発表しました。SAMTYのメンバーは提案にまつわる秘話として、自分たちがいちばんワクワクするものは何か?という軸をもとに提案作りに取り組んだことも紹介されました。それに対して、社員の皆様からは、実際の仕事でも大切な考え方とのコメントをいただきました。また、これから社会に出ていく際にどのようなことが重要か、社員の皆様から貴重なアドバイスをいただきました。

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