公開セミナー「プルーストの名文を読む」
INFORMATION
本学では2017年から2020年にかけて、長大かつ複雑な小説として名高いプルーストの『失われた時を求めて』を吉川一義氏による新訳で読破する全14回の連続公開セミナーを開催し、好評を得た。このたび、作中から箴言と散文詩のような断章を選び抜き「名文選」を編んだ吉川氏を迎え、あらためてプルーストの大長編の読みどころについて考察する。
講師
京都大学名誉教授
吉川 一義 氏
1948年生まれ。プルースト研究の国際的権威。著書に、『プルースト美術館『失われた時を求めて』の画家たち』(筑摩書房、1998年)、『プルーストの世界を読む』(岩波書店、2004年、新装版2014年)、『プルーストと絵画 レンブラント受容からエルスチール創造へ』(岩波書店、2008年)、『『失われた時を求めて』への招待』(岩波新書、2021年)、『絵画で読む『失われた時を求めて』カラー版』(中公新書、2022年)など。訳書に『失われた時を求めて』(岩波文庫、2010-2019年、全14巻、日仏翻訳文学賞特別賞)など。元日本フランス語フランス文学会会長(2009-2013年)。フランス政府・教育功労章(2010年)、フランス学士院・フランス語フランス文学顕揚賞(2010年)、日本学士院賞・恩賜賞(2012年)。(使用テキストについて)プルースト著・吉川一義編訳『『失われた時を求めて』名文選』(岩波書店、2024年)。
司会
本学文学部文学科フランス文学専修教授
坂本 浩也
詳細情報
名称
公開セミナー「プルーストの名文を読む」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
【定員】
140名
主催
文学部文学科フランス文学専修
備考
お問い合わせ
学部事務1課
TEL:03-3985-3392