2024/10/03 (THU)

社会学研究科の山中惇史さんが社会情報学会「研究発表優秀賞」を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

昨年9月16日(土)、17日(日)本学池袋キャンパスにて行われた、2023年度社会情報学会大会で研究発表を行った社会学研究科博士課程後期課程5年次の山中惇史さん(指導教員:木村忠正教授)が、「研究発表優秀賞」を受賞しました。

山中さん(右)と、指導教員で社会情報学会現会長の木村忠正教授(左)

一般社団法人社会情報学会は、社会情報学とその応用についての研究成果の公表、知識の交換、内外の関連学会との連携協力等を行うことにより、社会情報学の進歩と普及をはかり、学術の振興と社会の発展に寄与することを目的としています。

授賞式は2024年9月14日(土)、香川短期大学にて執り行われました。

【山中さんの研究発表内容】
オンラインニューススフィアの道徳的特徴にかんする研究
ネット上のニュース配信媒体により形成される言論空間を、道徳基盤理論の観点から計量テキスト分析により解析し、その特徴と流通する話題との関連性を明らかにするもので、アプローチ方法と緻密な議論展開が評価されました。

コメント

社会学研究科博士課程後期課程5年次
山中 惇史さん


この度は、社会情報学会研究発表優秀賞という大変栄誉ある賞を賜り、誠にありがとうございます。同時に、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。

賞を頂いた研究は、ネット上の言説空間を構成する重要なアクターの一つであるオンラインニュースサイトについて、ニュース見出しに注目しながら、それらがどのような道徳基盤理論にもとづいた道徳的特徴を有しているのか、そして、流通する話題とどのように関連しているのかを明らかにするものでした。検討すべき課題も多く残されている研究であり、今後さらに精緻化を行なっていく必要がございますが、頂いた賞を励みに、さらに精進して参りたいと存じます。

最後ではございますが、指導教員である木村忠正先生をはじめ、本学の先生方、選考に携わって下さったすべての先生方、ならびに私の研究を支えてくださった皆さまに深く感謝申し上げます。これからも一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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