公開講演会「テレビと政治」
INFORMATION
テレビと政治をめぐる問題は民主主義の根幹に関わる問題である。2023年度は1993年にテレビ朝日報道局長が証人喚問(いわゆる椿事件)されてから30年の節目の年である。また、2023年3月には総務省内のリークにより、第二次安倍政権下の2015年から2016年にテレビ番組に関する「政治的公平」の判断が政治的圧力で変更された経緯も明らかになった。本シンポジウムでは椿事件以降の「テレビと政治」を振り返るとともに、講演者から具体的事例をあげてもらい、あるべき「テレビと政治」の関係について検討していきたい。
講師
基調講演、パネリスト
古賀茂明政策ラボ代表
古賀 茂明 氏
1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。大臣官房会計課法令審査委員、OECDプリンシパル・アドミニストレーター、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年、国家公務員制度改革推進本部事務局審緩官に就任し、急進的改革案を提起。09年末に経済産業省大臣官房付とされるも、10年秋に公務員改革の後退を批判、11年4月には日本初の東京電力破綻処理策を提案。同年9月に退職後は、テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーター、大阪府市統合本部特別顧問など歴任。
本学社会学部教授
砂川 浩慶
基調講演(ビデオメッセージ)
ジャーナリスト
田原 総一朗 氏
1934年、滋賀県生まれ。60年、早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社。64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。早稲田大学特命教授を歴任する(2017年3月まで)。
司会
メディア総合研究所事務局長
岩崎 貞明 氏
詳細情報
名称
内容
15:45~17:00 シンポジウム「テレビと政治」
対象者
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料