オルガン特別講座「J. S. バッハのコラール前奏曲」
INFORMATION
長年、アメリカやヨーロッパで演奏活動を続けてこられたクリスタ・ラキッチ氏は、 米国ボストンのニューイングランド音楽院で林佑子氏(日本のオルガン奏者の草分け的存在で、東京芸大卒業後渡米、ニューイングランド音楽院オルガン科主任教授として約 500 人の弟子を育てた)に師事した際、教授されたバロック奏法の第一人者として知られている。今回国際オルガン講習会の講師としても活躍されているラキッチ氏を迎え、立教大学オーガニスト・ギルドの学生、学院オルガニストなどが、バッハのコラール前奏曲のバロック奏法(デタッチ)、曲の解釈、レジストレーションについて、楽曲にふさわしいマグノリア・ルームのベッケラートオルガンを用いて教えていただきます。
講師
元ニューイングランド音楽院オルガン科教授
クリスタ・ラキッチ 氏
アメリカを代表する世界的コンサートオルガニスト。これまでにアメリカ国内はもとより、ヨーロッパ各国で演奏会を行い、つい先頃も、フランス、オランダ、ベルギーでの2週間に亘るコンサートツアーから帰国したばかりである。現在も、在住するコネチカット州近隣にある二つの教会で、専属オルガニストを続けている。フルブライト奨学生として、オーストラリアのウィーン音楽院でアントン・ハイラ-に師事。
米オベリン大学のオルガン科を卒業した後、ボストンのニューイングランド音楽院で修士号を取得し、そのまま教師として母校の後裔を育て、そのほかにもウエストミンスター・クワイア・カレッジの教授、ハーヴァード大学アシスタント・オルガニストなどを務めた。数々の国際オルガンコンクールで入賞し、特にバッハの演奏について高い評価を得ている。バッハのオルガン音楽の最高峰とも言える《クラヴィア・ユーブンク(教理問答書コラール)》や、《さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラール集》、《トリオ・ソナタ》のCDを録音している。
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主催
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立教大学教会音楽研究所
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