第3の目
チャプレンのことば
2022/12/14
キリスト教とチャペル
OVERVIEW
チャプレンからのメッセージです。
第3の目
チャプレン 浪花 朋久
新型コロナウイルスの感染が急拡大しているにもかかわらず、国や行政からの行動制限がなかったこの夏、言葉にできない思いが心の中をモヤモヤと漂っているような感覚に陥った方もいらっしゃったかもしれません。この様に、この世には私たちの頭の中の情報だけでは処理できない事柄が多くあります。言葉にできない思いが心をよぎる時、周りに意見を求めたくても、他者に話すことによって、嫌な思いをするかもしれないという不安が生まれてくることもあります。
イエス・キリストは、求める答えが見つからない人々に対して、「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」(新約聖書ルカによる福音書第11章9節)と語られます。このキリスト教精神は、立教大学に集う全ての人々の言葉にできない思いを探す手助けとなります。キリスト教精神は、言うなれば第3の目なのです。
イエス・キリストは、求める答えが見つからない人々に対して、「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」(新約聖書ルカによる福音書第11章9節)と語られます。このキリスト教精神は、立教大学に集う全ての人々の言葉にできない思いを探す手助けとなります。キリスト教精神は、言うなれば第3の目なのです。
※本記事は季刊「立教」262号(2022年11月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
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