国連ユース・ボランティアへの参加から見出す、国際社会への貢献
法学部法学科4年次 大倉 由莉さん
2017/03/29
立教生のキャンパスライフ
OVERVIEW
立教大学では、国連ボランティア計画(UNV)と連携し、学生を開発途上国へボランティアとして派遣する「国連ユース・ボランティア」を実施している。大倉由莉さんは、オセアニアの島国フィジー共和国の国連ボランティアオフィスで、5カ月間、広報官として活動した。
国連ボランティアでの仕事仲間たちと
「世界を動かしている国連がどのように機能しているか、机上の学習では知り得ない最前線でリアルな国連を見てみたい」
フィジーに渡った大倉さんは、SNSやWebサイトの更新、現地のボランティア機関と協働してのイベント運営など、広報官として多岐にわたる仕事を行った。
「フィジーでは2016年からSDGs(持続可能な開発目標)が課され、その達成には若者の貢献が必要不可欠でした。しかし、ボランティア活動を自ら企画し計画的に行う若者は少なく、彼らの力を発揮するには何かアクションを起こす必要があると感じていました」
そこで彼女はボランティア活動のプレゼンテーションコンテスト「Youth Change the World –Volunteering for SDGs」を企画・開催。多くの若者にボランティア活動の提案を呼び掛けた。コンテストには約70名が参加し、若者たちのボランティア活動に対する意識を高めた。
「国籍も背景も異なる人たちが多角的な視点を持って協働した結果、大きな成果を生み出せると知りました」
フィジーに渡った大倉さんは、SNSやWebサイトの更新、現地のボランティア機関と協働してのイベント運営など、広報官として多岐にわたる仕事を行った。
「フィジーでは2016年からSDGs(持続可能な開発目標)が課され、その達成には若者の貢献が必要不可欠でした。しかし、ボランティア活動を自ら企画し計画的に行う若者は少なく、彼らの力を発揮するには何かアクションを起こす必要があると感じていました」
そこで彼女はボランティア活動のプレゼンテーションコンテスト「Youth Change the World –Volunteering for SDGs」を企画・開催。多くの若者にボランティア活動の提案を呼び掛けた。コンテストには約70名が参加し、若者たちのボランティア活動に対する意識を高めた。
「国籍も背景も異なる人たちが多角的な視点を持って協働した結果、大きな成果を生み出せると知りました」
2017ミス・インター ナショナル日本代表選出大会(写真提供:一般社団法人 国際文化協会)
大倉さんはこの経験を携え、国際社会に貢献する“美の親善大使” を選出する『2017ミス・インターナショナル日本代表選出大会』に挑戦した。
「国連の活動のほかに、ボランティアリズムを世界で促進する方法の一つとして、ミス・インターナショナルの場があるのではないかと考え、出場しました」
コンテストでは身長170cmを超える出場者が多い中、大倉さんは164cmと小柄な方。しかし、大倉さんはそれを感じさせない姿勢と、説得力のあるスピーチで準ミス・インターナショナル日本代表を獲得した。
「大学生は人生の中で最も“チャレンジ” できる時期。何事にもまずは挑戦してみることが自信につながりました」
卒業後は法科大学院(ロースクール)に進学し、途上国の女性起業家を支援する国際弁護士を目指す。自らを高め続ける彼女の挑戦は、終わることがない。
「国連の活動のほかに、ボランティアリズムを世界で促進する方法の一つとして、ミス・インターナショナルの場があるのではないかと考え、出場しました」
コンテストでは身長170cmを超える出場者が多い中、大倉さんは164cmと小柄な方。しかし、大倉さんはそれを感じさせない姿勢と、説得力のあるスピーチで準ミス・インターナショナル日本代表を獲得した。
「大学生は人生の中で最も“チャレンジ” できる時期。何事にもまずは挑戦してみることが自信につながりました」
卒業後は法科大学院(ロースクール)に進学し、途上国の女性起業家を支援する国際弁護士を目指す。自らを高め続ける彼女の挑戦は、終わることがない。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
※本記事は季刊「立教」239号(2017年1月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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